ブレザー制服イラスト完全攻略!男女の描き分けとシワ・立体感の極意
イラスト制作の現場において、多くのクリエイターが「シワを描きすぎて安っぽい薄手のシャツのようになってしまう」という失敗を経験しています。ブレザーはウールやポリエステル混紡のしっかりした厚手生地であるため、「シワの数は少なく、太く大きな面で捉える」のが鉄則です。
制服ブレザーシワの描き方における最重要支点は、以下の3点に集約されます。
1つ目は「ボタン部分の引っ張りシワ(テンションライン)」です。前ボタンを留めている場合、胸や腹部の厚みによってボタンを中心に放射状の控えめな横シワが走ります。2つ目は「肘の内側に溜まるシワ」で、腕を曲げた際に生地が折り重なるように山が2〜3個できます。3つ目は「肩から脇にかけて落ちる重力シワ」です。
さらにクオリティを左右するのが学生服ブレザー影の付け方です。厚手の生地感を表現するためには、影の境界線(ターミネーターライン)をぼかしすぎず、適度に硬い陰影を残すのがコツです。特にラペルが身頃に落とす「落ち影」や、袖の付け根(アームホール)の窪みには濃い影(アンビエントオクルージョン)をピンポイントで入れることで、イラスト全体が引き締まり、圧倒的な素材感が立ち現れます。