電気主任技術者の年収実態!電験3種で1000万は可能か徹底検証

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Q1:文系・完全未経験から電験3種を取って年収500万円以上に到達できますか?
A1:可能です。ただし取得初年度から500万円は難しく、まずは設備管理会社等で実務経験を2〜3年積み、受電設備の保安監督者として「選任実績」を作ることが必須条件となります。実務経験をクリアした段階で、メーカーの自社工場やエネルギー管理企業へ転職することで、30代中盤であれば年収500万〜600万円台へのステップアップが現実的になります。

Q2:試験合格組と認定取得組で、実際の年収や社内出世に格差はありますか?
A2:中途採用の書類選考段階では、過去問の難関を突破した「試験合格組」を理論派として優遇する企業が一部に存在します。しかし、ひとたび就業すれば認定電気主任技術者の年収格差はほとんど存在しません。むしろ現場では「過去のトラブルシューティング経験」や「受託点検の正確性」といった実務対応力が評価の大半を占めるため、社内出世や給与決定において認定か試験かが問われることは実質的にありません。

Q3:電験2種を取得すれば、確実に年収800万〜1000万円に届きますか?
A3:自動的に届くわけではありません。所属企業が「特別高圧設備」を自社保有しているか、あるいはそうした設備を顧客から受託する大手エンジニアリング企業である必要があります。地方の中小ビルメン会社で電験2種を持っていても、管理物件が低圧・高圧だけであれば3種と同等の手当しか出ないこともあります。電験2種をテコに年収1000万を目指すなら、外資系データセンターや風力・大規模太陽光発電のデベロッパーへの転職が必須ルートとなります。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。