聖泉大学の募集停止・閉校の真相に迫る!看護の評判や跡地活用の行方
募集停止という経営判断が下された一方で、聖泉大学が提供してきた教育水準や学生への指導力は、決して軽視されるべきものではありませんでした。ネット上の一部では偏差値の数値のみを取り沙汰する声も見受けられますが、実際の教育現場における評判はどうだったのでしょうか。
看板学部であった看護学部(偏差値:BF〜37.5前後)は、教員と学生の距離が近い少人数制指導を徹底。滋賀県立総合病院や彦根市立病院、市立長浜病院といった地域中核医療機関との密接な連携による臨地実習に強みを持っていました。看護師・保健師の国家試験合格率は全国平均を上回る年が多く、地元医療界からの信頼は厚いものがありました。
初年度納入金(学費)はおよそ180万〜190万円程度と、私立大学の看護系学部としては標準的な設定であり、手厚い実習指導と高い国試合格実績を踏まえればコストパフォーマンスに優れた環境と評価されていました。
一方、心理学やビジネス、観光などを幅広く学べる人間学部においても、少人数ゼミを通じたきめ細やかなキャリア支援が展開されました。就職実績の面では、滋賀県内の優良企業や金融機関、福祉施設、公務員などへの高い就職率を維持しており、「面倒見の良い大学」として卒業生や保護者からの満足度は高い水準を保っていました。