消えたサークルKサンクス統合の裏側!シェリエドルチェ復活と現在
なぜ、これほどまでに親しまれていたブランドを消滅させる必要があったのか。その根底には、スケールメリットを最大限に活かすという冷徹な計算が存在する。物流網の一元化、共同調達による仕入れコストの削減、そして莫大なIT投資の一本化。企業M&A・経営統合のメリットを享受するためには、ブランドの重複を許容する余地はなかった。
長年培われた地域密着型のファン層を失うリスクを冒してでも、一本化による経営効率の最大化を図らなければ、生き残れない時代が到来していたのだ。数千におよぶ店舗が「ファミマ」へと衣替えする様子は、流通史に残る大改修劇であった。