悪臭で施設閉鎖も…シュールストレミングテロの驚愕被害と警察の警告
万が一、室内や施設内で液体が撒き散らされた場合、水拭きや市販の消臭スプレーだけでは全く太刀打ちできない。強烈な有機酸と硫黄化合物が組み合わさった臭気は、間違った対処をするとかえって広がり、被害を拡大させる。
専門家が推奨する驚愕の初期対処法として、まずは「アルカリ性および酸性溶液による段階的分解」が挙げられる。液汁が付着した部分には、まず重曹水(炭酸水素ナトリウム)をたっぷり散布して脂質や強酸性成分を中和させる。その後、クエン酸水溶液を用いて残留するアミン系塩基性臭気を抑え込むことが効果的とされる。
また、現場の特殊清掃業者は高濃度のオゾン脱臭機や酵素系消臭剤を投入し、壁紙や床材の奥深くまで浸透した悪臭分子を酸化分解する手法をとる。付着した衣類については、熱湯で洗うとタンパク質が固着して臭いが取れなくなるため、40度程度のぬるま湯と酸素系漂白剤でつけ置き洗いをするのが鉄則だ。密閉空間での開封は避け、屋外の風通しの良い場所で、水中に浸した状態で開缶することが本来の安全な取り扱い方である。