爪が剥がれたネイルトラブル緊急処置!放置禁物の感染リスクとケア
「たかが爪のトラブル」と高をくくって放置することは極めて危険だ。爪が皮膚から浮き上がったり剥がれたりした状態は、医学的に爪甲剥離症(そうこうはくりしょう)と呼ばれる病態や、それに伴う深刻な外傷状態に該当する。
日本皮膚科学会のガイドラインや多くの皮膚科専門医が警告するように、剥き出しになった爪床は細菌やカビにとって格好の繁殖場だ。特に注意すべきは緑膿菌(りょくのうきん)の感染によって爪が緑色に変色する「グリーンネイル」や、真菌感染、さらには深部組織に炎症が広がる蜂巣炎(ほうそうえん)への進展である。
爪床が乾燥して角化してしまうと、将来的に新しい爪が伸びてきても皮膚に密着せず、二度と元の美しい爪に戻らなくなる恐れもある。痛みが引いたからといって放置せず、初期段階での適切な医療介入が必要不可欠だ。