富士急行線で損しない!混雑回避の秘訣と特急予約・お得切符の真実を徹底解説
ネット上には「特急に乗らなければ富士急ハイランドや河口湖へ行けない」「全線でICカードが問題なく使えるから手ぶらで大丈夫」といった不完全な情報が氾濫しています。ここには大きな落差と誤解が存在します。
最大の誤解は、所要時間の差に対する過大評価です。特急富士回遊や富士山ビュー特急を利用した場合の大月〜河口湖間の所要時間は約45分。一方、各駅に停まる普通列車でも約55分〜60分であり、その時間差はわずか10分〜15分程度に過ぎません。特急指定席の確保に躍起になったり、立ち席の特急券に高い追加料金を支払うくらいであれば、普通列車にゆったり座って車窓を楽しむ方が体力的にも精神的にも遥かに快適であるという事実は、あまり広く認識されていません。
また、交通系ICカードの利用に関しても盲点があります。富士急行線全線でSuica・PASMO等の相互利用が可能ですが、都内から乗車し「JRの紙の企画乗車券」と「富士急行線のIC運賃」を混在させて入場した場合や、大月駅でICカードのタッチ処理を失念して乗換列車に飛び乗った場合、降車駅の改札機でエラーとなり、精算窓口で15分以上足止めされるトラブルが多発しています。駅構内の掲示でも重ねて注意喚起されている通り、大月駅での確実なICタッチ処理は移動の生命線です。