第54代横綱輪島の栄光と角界追放劇!黄金の左が残した光と影
現役引退やプロレス転向から年月が経ち、晩年の輪島は大きな病魔と闘うことになります。2013年に下咽頭がんの手術を受け、声を失うという過酷な試練に見舞われました。しかし、声を失った後も筆談を通じて旧友やファンと交流を続け、明るく前向きな姿勢を崩しませんでした。
かつての宿敵であり、日本相撲協会の理事長を務めていた北の湖とは、晩年に完全に和解を果たしました。北の湖が病床の輪島を気遣い、輪島もまた北の湖の理事長としての激務を労うなど、昭和の大相撲を二分した両雄の間には強固な絆が蘇っていました。2015年に北の湖が急逝した際には、輪島は言葉にならない深い悲痛を手記で表しています。
そして2018年10月8日、輪島大士は東京都内の自宅で家族に見守られながら息を引き取りました。70歳でした。輪島大士死因現在の公表データによると、直接の死因は下咽頭がんと肺がんによる衰弱でした。葬儀には多くの相撲関係者、プロレス関係者、ファンが集まり、その波乱に満ちた生涯を讃えました。
輪島が遺した血脈と魂は、家族へと受け継がれています。輪島大士家族息子現在の動向として注目を集めるのが、長男の輪島大地氏です。大地氏は父譲りの恵まれた体格と運動能力を活かし、アメリカンフットボール選手として活躍したほか、プロ野球独立リーグ(石川ミリオンスターズなど)でもプレー。近年ではメディア出演やアパレル事業など多方面で活動し、偉大な父の功績と人間味を次世代へ語り継ぐ役割を果たしています。