【衝撃】Mlbベンチュラはなぜ25歳で逝った?事故死の真相と伝説を徹底解説
ベンチュラを語る上で避けて通れないのが、その激しすぎる闘争心です。内角を容赦なくえぐる投球スタイルと打者に対する威嚇的な態度は、時に相手球団との間で大規模な衝突を引き起こしました。エンゼルスのマイク・トラウトやブルージェイズのホセ・バティスタなど、球界のスター選手たちとも幾度となく睨み合いを演じています。
中でも球史に残る事件となったのが、2016年6月7日のボルチモア・オリオールズ戦で起きたマニー・マチャドとの大乱闘です。序盤から執拗に内角を攻め立て、言葉を交わして険悪なムードとなっていた両者。5回裏、ベンチュラが投じた99マイルの直球がマチャドの腰付近を直撃すると、激怒したマチャドがヘルメットを投げ捨ててマウンドへ猛ダッシュしました。
マチャドがベンチュラの顔面に右ストレートを叩き込み、両者はグラウンド上でもつれ合ってパンチを繰り出す大乱闘へと発展。両軍ベンチから全選手がグラウンドになだれ込む大騒動となり、当然ながら両名とも退場処分を受けました。現地メディアからは「アンガーマネジメントに欠ける」と猛烈なバッシングを浴びたものの、チームメイトや指揮官のネッド・ヨーストは「彼の闘争心こそがロイヤルズを強くした」と擁護し続けました。ストリート仕込みの剥き出しの感情こそが、彼のピッチングの原動力だったのです。
なお、日本のネット検索では「ベンチュラ 乱闘」と調べると、しばしば1993年にテキサス・レンジャーズの大投手ノーラン・ライアンにヘッドロックされて滅多打ちにされた乱闘劇がヒットします。しかし、これは当時ホワイトソックスの三塁手だったロビン・ベンチュラ(後に同球団監督)であり、ヨーダノ・ベンチュラとは血縁関係も一切ない全くの別人です。世代もプレースタイルも異なる2人の名が、奇しくも「乱闘劇」という共通項で混同されやすい点は、ネット情報の盲点と言えます。