渋柿が驚くほど極甘に!焼酎を使った正しい渋抜き手順と失敗防止法
Q1:ウイスキーやブランデー、料理酒やみりんでも代用できますか?
A1:アルコール度数40度前後のウイスキーやブランデー、ウォッカは代用可能です(芳醇な香りが果実に移るため洋風デザートのような風味になります)。一方、料理酒や本みりんは絶対に代用できません。アルコール度数が13〜14度程度と低すぎる上に、塩分や糖分が含まれているため、脱渋できずに腐敗やカビを急激に引き起こします。
Q2:渋抜きした柿を子どもや妊婦、車を運転する人が食べても大丈夫ですか?
A2:基本的には問題ありません。ヘタに付着させた微量のアルコールは不溶化の代謝プロセスでほとんど消費・揮発し、果肉に残るエタノール濃度は0.1%〜0.3%未満(一般的な熟成果汁やパンと同等レベル)まで低下します。ただし、アルコール過敏症の方や極めて敏感な幼児に与える場合は、果頂部側の果肉を選んで少量から試すか、加熱調理して召し上がることをおすすめします。
Q3:庭の柿が「渋柿」なのか「甘柿」なのか見分けがつきません。甘柿に焼酎をつけても問題ありませんか?
A3:甘柿(富有柿や次郎柿など)に焼酎をつけて密閉処理を行っても、品質が著しく劣化したり毒性が出たりすることはありません。甘柿であっても不溶化処理により甘みが増したように感じられます。見分けがつかない場合は、まず1玉収穫して果頂部をかじってみるか、判別に迷う玉をまとめて焼酎処理してしまっても実用上の害はありません。
Q4:渋抜き中に袋の中に水滴(結露)がたくさんついています。拭き取るべきですか?
A4:柿の呼吸作用によって袋の内側に結露が発生するのは自然な現象です。少量であれば底に敷いた新聞紙が吸収するため放置して構いませんが、果実が水滴に直接浸かるほど大量に溜まっている場合は、袋を一度開けて清潔なペーパーで水気を拭き取り、新しい新聞紙に交換して素早く再密閉してください。