ミジンコは肉眼で見える?種類別の大きさ比較と顕微鏡なし観察術
野外での採取時や水槽内に自然発生した際、ミジンコとよく混同される微小生物に「カイミジンコ」や「ケンミジンコ」がいます。名前に「ミジンコ」と付きますが、生物分類上は異なるグループであり、肉眼確認で見分けるポイントがあります。
まずカイミジンコは体長1〜3mm程度で、二枚貝のような硬い殻に覆われています。泳ぎ方はピョンピョン跳ねるのではなく、水槽のガラス面や底砂の上をツツーッと滑るように素早く這い回るのが特徴です。殻が非常に硬いため、メダカが口に入れても吐き出してしまうことがよくあります。
次にケンミジンコは体長1〜2mm前後で、細長いロケットのような体型をしています。メスは体の両脇に一対の卵嚢(丸い卵の袋)をぶら下げていることが多く、肉眼でも二股に分かれた特徴的なシルエットが見えます。泳ぎ方は俊敏で、矢のように直線的かつ瞬間的にダッシュします。遊泳力が強く、生まれたばかりのメダカの針子(稚魚)を攻撃するリスクがあるため、生き餌として使う際には注意が必要です。
丸みを帯びてフワフワと跳ねるタマミジンコやオオミジンコに対し、滑走するカイミジンコ、直線的に素早くダッシュするケンミジンコというように、泳ぎ方のリズムを見れば肉眼でも確実に見分けられます。