山口百恵の実父は医者?泥沼の絶縁劇と『蒼い時』に記された真実

山口百恵の実父は医者?泥沼の絶縁劇と『蒼い時』に記された真実の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

1980年、引退直前に刊行された自叙伝・ノンフィクション『蒼い時』。累計300万部を超える空前のベストセラーとなったこの著書の中で、百恵は実父に対する赤裸々な感情と、凄惨とも言える生い立ちの全貌を自らの筆で書き綴った。当時のアイドル本とは一線を画すその重厚な文体は、文壇からも大きな驚きをもって迎えられた。

著書の中で最も世間に衝撃を与えたのは、実父に対する嫌悪感の描写だった。中学生になってオーディション番組をきっかけに芸能界への足がかりを掴んだ頃、突然現れた実父の卑俗な視線と態度に対し、彼女は「私はこの男を、自分の父としてではなく、ひとりの男として軽蔑する」と痛烈に告発している。長年放置し続けておきながら、娘に富と名声が宿った途端に親権や父親の権利を主張し始めた身勝手さに対し、少女が抱いた絶望は計り知れない。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。