レギュラーとハイオクの違いを徹底解明!燃費と入れ間違いの真実

今注目を集めている レギュラーとハイオクの違いを徹底解明!燃費と入れ間違いの真実について、詳しいまとめをご紹介しています。

反対に、「レギュラー指定の愛車にハイオクを入れると高級燃料だからパワーアップするのではないか」という期待も根強く存在します。しかし、ここにも物理的な誤解があります。

レギュラー車にハイオクを入れるメリットとして、出力向上や燃費改善を期待するのは工学的に誤りです。ガソリン自体の持つ熱量(単位体積あたりの発熱量)は、レギュラーもハイオクもほぼ同等(約33MJ/L)です。レギュラー仕様車のECUマップは、オクタン価90前後で最も効率よく点火するようにプログラムされているため、オクタン価の高い燃料を入れても点火時期を進角させる制御を行わない車種がほとんどです。そのため、パワーが向上したり燃費が劇的に伸びたりすることは原理上ありません。

一方で、唯一実証されている確実なメリットがエンジン清浄剤の添加効果です。市販ハイオクには、吸気バルブ(インテークバルブ)やインジェクターノズル、燃焼室に付着する炭化水素の堆積物(カーボンデポジット)を溶解除去する清浄分散剤(PEA系化合物など)が高濃度に配合されています。

特に近年主流の直噴ガソリンエンジン(直噴ターボ含む)やハイブリッド車は、低回転多用やエンジンの頻繁な再始動によりカーボンが溜まりやすい特性を持っています。走行距離が3万キロ〜5万キロを超えた車両において、数回に1度ハイオクを満タン給油することで、燃料ラインやバルブ周辺の汚れを徐々に洗浄し、新車時の燃焼状態に近づけるメンテナンス効果を得ることは十分に合理的です。

石川 優花

石川 優花

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。