中選挙区制復活論が永田町を揺るがす!小選挙区の限界と政治の未来
詳細を見る
永田町の本丸である自由民主党内部でも、この動きを巡って激しい地殻変動が起きている。石破茂首相を中心とする執政部は、党内の多様な言論を取り戻し、若手・中堅議員の離立を防ぐ目的でこの改革議論を完全には否定していない。一方で、現在の小選挙区制で盤石な地盤を築いてきたベテラン勢からは、「激しい党内競争の復活は資金力と組織力の消耗を招くだけだ」と強い反発が渦巻く。
野党側に目を転じると、状況はさらに複雑だ。勢力が分散する中堅野党にとっては、1位になれずとも議席を獲得できる中選挙区制への移行は生き残りをかけた千載一遇のチャンスに映る。これに対し、政権交代を狙う野党第一党は二大政党制の否定につながると警戒を強める。双方の思惑が交錯し、水面下での駆け引きは夜の赤坂や紀尾井町で連日繰り広げられている。