ドナルドダックの本名にファン騒然!公式ミドルネームの意外な由来
ドナルドが銀幕に初めて姿を現したのは、1934年6月9日公開のシリー・シンフォニー・シリーズ『かしこいメンドリ』である。
当時の彼は主役ではなく、トウモロコシの種まきを手伝わされそうになると「お腹が痛い」と仮病を使って逃げ回る、ぐうたらな脇役アヒルに過ぎなかった。しかし、その強烈な個性とコミカルな動きは、たちまち観客の心を鷲づかみにする。
完璧な紳士として描かれがちだったミッキーマウスに対し、短気で嫉妬深く、それでいてどこか憎めないドナルドは、観客にとって自分自身の弱さを投影できる身近なスターとなった。端役からの大抜擢劇は、ディズニー初期のアニメーション制作スタジオにおける最大の番狂わせの一つだったと言える。