本田圭佑の病気の真相|首の手術跡とバセドウ病疑惑、2026年現在の姿

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首の手術痕と並び、ネット上で長年議論されてきたのが「目元の変化」です。本田圭佑氏は2012年6月に品川近視クリニックでレーシック手術を受け、視力を0.4から2.0に回復させたことを公表していました。そのため、2013年後半以降に目元が険しく見えたり、眼球が突出して見えたりした際、ネット掲示板やSNSでは「レーシック手術の失敗や過矯正による後遺症ではないか」という仮説が一気に拡散しました。

しかし、眼科専門医および内分泌専門医の臨床的知見に基づけば、このふたつの事象は明確に区別されます。

  • レーシック手術の医学的特徴:角膜の表面をレーザーで削って屈折力を調整する手術であり、角膜の厚みや曲率を変化させるに過ぎません。眼球そのものが前方に飛び出す物理的変化(眼球突出)を引き起こす解剖学的根拠はありません。
  • 甲状腺眼症(バセドウ病眼症)の特徴:甲状腺自己抗体が眼球奥の眼窩脂肪や外眼筋に炎症を起こし、組織が肥大・浮腫を起こすことで眼球が前方に突出します。まぶたが吊り上がり、見開き顔(グレーフェ徴候)を呈することが典型例です。

当時のネットコミュニティ(2ちゃんねる/5ちゃんねる、知恵袋など)では、「目つきが変わった」「別人のようだ」といった心ない誹謗中傷や無責任な整形疑惑まで飛び交いました。しかし、首の切開痕と眼球突出のタイミングが完全に一致している事実を照らし合わせれば、目元の変化はレーシックによるものではなく、甲状腺疾患に伴う全身性・眼窩組織の免疫反応であったと判断するのが極めて合理的です。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。