「インバウンド特需のその後」万葉 の 湯 豊洲が2026年に仕掛ける、眠らない東京の新たな居場所と深夜のリアル

「インバウンド特需のその後」万葉 の 湯 豊洲が2026年に仕掛ける、眠らない東京の新たな居場所と深夜のリアルにまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

都心の温浴施設といえば地下深くを掘削した黒湯や人工炭酸泉が主流だが、ここはアプローチが根本から異なる。毎日何台もの大型タンクローリーが東名高速を走り、名湯として知られる箱根湯本温泉と湯河原温泉の実湯をピストン輸送しているのだ。コストと手間を度外視したような力技だが、湯船に身を沈めるとその狙いがはっきりとわかる。

肌にまとわりつく柔らかな湯触り。塩化物泉特有の、湯上がり後も芯から冷えない感覚。潮風が吹き抜ける地上階の露天風呂にいながら、身体の感覚だけは箱根の山懐にトリップする不思議なねじれ現象が起きる。屋上に設けられた展望足湯庭園に出れば、レインボーブリッジ越しに広がる360度の大パノラマ。都市の最先端景観とトラディショナルな湯治文化の同居は、他では味わえない豊洲独特の空気感だ。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

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