奥歯が少し欠けたのに痛くない?放置のリスクと2026年治療費相場

奥歯が少し欠けたのに痛くない?放置のリスクと2026年治療費相場についての疑問解決ガイドを徹底解説します。

SNSや大手Q&Aサイト、歯科医院の問診票を定点観測すると、欠損を放置した読者の後悔の声が数多く確認できます。「舌で触ると引っかかる程度だったため半年放置したら、ある朝氷水を飲んだ瞬間に激痛が走り、神経を抜く羽目になった」「欠けた角が擦れて口内炎が治らなくなり、受診したら中が空洞になっていた」といった証言は氷山の一角に過ぎません。

都内の歯科クリニックで日々修復治療にあたる歯科医師は、臨床現場のリアルについて次のように警鐘を鳴らします。

「患者様は『食事中に硬いものを噛んで少し欠けた』とおっしゃって来院されます。しかし、レントゲンとマイクロスコープで患部を拡大観察すると、健全な歯が突然割れたのではなく、詰め物の下が広範囲に虫歯になっており、薄皮一枚で支えられていた外壁が噛む力に耐えかねて崩落したというケースが7割を超えます。外見上は米粒ほどの欠けに見えても、基礎工事を失ったジェンガのように、歯の内側がすでに崩壊しているのです」

また、奥歯の詰め物取れたトラブルを「歯が欠けた」と認識して来院するケースも頻発しています。金属インレー(銀歯)やレジンの詰め物は、内部で二次カリエス(詰め物の隙間から再発する虫歯)が発生すると接着用セメントが溶け出し、わずかな咬合圧で脱落します。脱落した修復物を放置すると、噛み合わせの相手となる対合歯が伸びてきたり、両隣の歯が隙間へ倒れ込んできたりして、歯並び全体の崩壊を招く引き金となります。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

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