元Exoクリスの現在と事件の真相|脱退から懲役13年判決までの全軌跡
2012年4月、韓国大手事務所SMエンターテインメントから彗星のごとくデビューしたEXO。中国市場を主戦場とするユニット「EXO-M」のリーダーを務めたクリスは、187cmの長身と端正なビジュアル、堪能なマルチリンガル能力で絶大な支持を獲得しました。しかし、グループが初の単独コンサートを目前に控えた2014年5月15日、突如としてソウル中央地裁へ専属契約効力の不存在確認訴訟を提起します。
当時の報道や法廷提出資料によると、クリス側が主張したEXO クリス 脱退理由の根幹は以下の3点に集約されます。
- 不公平な収益分配と専属契約期間の長期性:10年におよぶ長期拘束と、個人の活動実績に対する対価の不透明性。
- 個人の健康管理と意思決定権の制限:過密スケジュールによる心筋炎の疑いなど健康悪化の放置、および個人活動(俳優業など)の拒否。
- 中韓メンバー間の待遇・マネジメント方針の格差:現地市場での自由な露出を巡る事務所側との方針対立。
コンサートのわずか1週間前というタイミングでの離脱は、メンバーやファンに計り知れない混乱をもたらしました。その後、同じく中国出身のルハン(2014年10月脱退)、タオ(2015年離脱)が相次いで同様の訴訟を起こし、K-POP界における外国人アイドルのマネジメント契約システムそのものが根底から問い直される契機となりました。
泥沼化したEXO クリス SM 訴訟は、裁判所の和解勧告を経て2016年7月に終結。2026年までの契約期間中、中国および日本を除く地域でのマネジメント権をSM側が維持し、クリス側が一定の売上ロイヤルティを支払う条件で合意に至りました。