目と輪郭の違和感を即解消!プロが明かす顔の黄金比とアタリ技法
感覚や勘だけに頼る作画から脱却し、誰でも狂いのない造形を構築できるアプローチとして注目を集めているのが、現代の画面比率に最適化された黄金比アタリ術である。従来の漫然とした丸と十字によるアタリではなく、顔面を「立体的な帯(リボン)」と「三角形のアンカー」で捉える構造把握が基本となる。
まず頭部を球体として捉えた後、眉弓(眉毛のライン)、鼻の基部、顎先の3点が描く縦の比率を「1:1:0.8〜0.9」に設定する。リアル調からデフォルメまで幅広く応用できる比率だ。さらに、両目頭と鼻の下を結ぶ二等辺三角形の頂角を意識することで、顔の立体的な奥行きと傾きがブレるのを根本から防ぐことができる。目は単なる平面のパーツではなく、眼窩という頭蓋骨の窪みに収まる球体であることを意識し、アイラインを帯状のカーブとしてアタリに組み込むことが、違和感を瞬時に解消する決定打となる。