サッカーボールの書き方図解!歪まない五角形手順とプロの立体技法

サッカーボールの書き方図解!歪まない五角形手順とプロの立体技法を詳しくリサーチ! 読者が気になる トピックの裏側を凝縮して配信します。

サッカーボールを描こうとして失敗した人の多くが口を揃えるのが、「いつの間にか亀の甲羅や蜂の巣の模様になってしまった」という悩みです。美術教育関係者やイラスト指導教室の検証データによると、この失敗の9割以上はサッカーボール 模様の展開図と構造を正しく把握しないまま、思いつきで六角形を並べてしまうことに起因しています。

私たちが一般的にイメージする白黒のクラシックなサッカーボールは、幾何学用語で「切頂二十面体(せっちょうにじゅうめんたい)」と呼ばれる立体構造です。正五角形が12個、正六角形が20個組み合わさることで、完璧に近い球体を形成しています。ここで極めて重要なのは、「黒い五角形の周りを、必ず5つの白い六角形が隙間なく取り囲んでいる」という幾何学的な規則性です。

初心者が陥りやすい最大の罠は、平面の紙の上で六角形同士を直接隣り合わせに敷き詰めてしまう点にあります。六角形同士のみを繋ぐと平面のタイル状(ハニカム構造)にしかならず、球体特有の丸みや奥行きが完全に失われてしまいます。さらに、球体という立体に張り付いた模様を見る際、視点から離れた外周部ほど遠近法(パース)によって圧縮され、細長い台形や楕円のように歪んで見えるのが自然な見え方です。この曲面パースを無視してすべての多角形を同じ大きさ・同じ形で描いてしまうことが、絵全体が平面的で不自然になる決定的な原因となっています。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。