健診で視神経乳頭陥凹拡大と言われたら?緑内障の疑いと検査の真実

健診で視神経乳頭陥凹拡大と言われたら?緑内障の疑いと検査の真実について押さえておきたい 事実を厳選して解説いたします。

要精密検査の判定を持って眼科を受診した際、具体的にどのような検査が行われ、どれほどの費用がかかるのでしょうか。一般的なクリニックで実施される標準的な精密検査の流れと数値を表にまとめました。

検査項目詳細・検査内容所要時間・負担感診断における重要性・見解OCT検査(光干渉断層計)近赤外線を用いて網膜や視神経線維層の厚みをミクロン単位の断面図でスキャン解析する。約5分
痛みなし・非接触極めて高い。視野障害が出る前の「極初期の神経減少(プレ緑内障)」を発見できる決定打。静的量的視野検査
(ハンフリー視野計)ドーム状の装置内に現れる大小様々な光の点が見えた瞬間にボタンを押し、感度を計測。片目約10〜15分
集中力による疲労感あり確定診断に不可欠。実際の生活視野に欠落が生じていないかを厳密にマッピングする。精密眼圧測定
(ゴールドマン眼圧計)点眼麻酔を行い、顕微鏡に取り付けた測定プリズムを角膜に直接軽く接触させて真の数値を測る。約2〜3分
麻酔のため無痛健診の空気噴射型よりも誤差が極めて少なく、正常眼圧緑内障の正確なベースラインを見極める。細隙灯顕微鏡・隅角検査特殊なレンズを使い、房水の流出口である「隅角」の広さや閉塞リスク、角膜・水晶体を観察。約5分
軽度のまぶしさあり開放隅角か閉塞隅角かを区別し、急性発作のリスクや今後の点眼治療薬の選択指針を決定づける。

健康保険(3割負担)を適用した場合、これらの検査一式にかかる自己負担総額は約3,500円〜5,000円前後が一般的な相場となります(初診料・処方箋料等は除く)。受診当日に視野検査の予約枠が埋まっている場合、初日はOCTと散瞳眼底検査を行い、後日改めて視野検査を実施するクリニックも多いため、受診前のWeb予約や電話確認の際に「健診で乳頭陥凹拡大を指摘された」と伝えておくことがスムーズな受診のポイントです。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。