ひじきのヒ素は危険?海外禁止の真相と9割減らす正しい調理法

ひじきのヒ素は危険?海外禁止の真相と9割減らす正しい調理法について専門的な視点から解説いたします。詳細な分析をご覧ください。

「ひじきは海外で毒物扱いされて販売が中止された」という噂の発端は、2004年に英国食品規格庁(FSA)が出した勧告にあります。当時FSAは、海藻類の中でひじきだけが無機ヒ素を高濃度に含有しているとして、「消費者はひじきを食べないように」という強い警告を発信しました。

これに続いてカナダやオーストラリア、ニュージーランドなどの食品安全機関も同様の注意喚起や注意情報を公表したため、「海外では違法」「販売禁止になった」と誤解が一人歩きして広まってしまったのが実情です。法的に販売を禁止したわけではなく、あくまで「あえて食べる必要がない文化圏におけるリスク回避の注意喚起」という位置づけでした。

海藻を日常的に食べる習慣がない欧米諸国では、わずかでもリスクがある食材を無理に摂取する理由がありません。一方で、長い歴史の中で海藻を食習慣に取り入れてきた日本とでは、食文化やリスク評価の前提が大きく異なっている点を理解しておく必要があります。

斉藤 蓮

斉藤 蓮

デジタルマーケティングコンサルタント

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。