ガクト詐欺疑惑の真相|仮想通貨スピンドル暴落と現在を徹底追跡
当時、実際にスピンドルへ資金を投じた出資者たちの心理状態と現場の空気感はどのようなものだったのか。当時のコミュニティや取材記録に残るリアルな声を検証すると、二つの異なる購買動機が浮き彫りになります。
一つは、「GACKTのファン層」による純粋な支持です。 「GACKTさんが『信じてついてきてほしい』と語る姿を見て、定期預金を崩して30万円分購入した。芸能界の第一線で活躍する彼が嘘をつくはずがないと盲信してしまった」(当時30代・女性ファン) 「価格が暴落していく中、SNSで質問しても明確な返答がなく、最終的に『投資は自己責任』と突き放されたときの絶望感は忘れられない」(当時40代・出資者)
もう一つは、初期の暗号資産バブルで一攫千金を狙った「短期投機筋」の存在です。 「インフルエンサーコイン特有のパンプ&ダンプ(価格釣り上げ後の売り抜け)が起きることは予想していた。上場初日に逃げ切る算段だったが、取引所の上場トラブルとシステムの遅延で売り注文が通らず、結果として莫大な含み損を抱えた」(当時40代・個人投資家)
ファンにとっては「裏切り」として映り、投機筋にとっては「読み違えたババ抜き」に終わったこの騒動。双方が抱いた強いフラストレーションが、ネット掲示板やSNS上で「稀代の詐欺事件」という過激なレッテルとして噴出する原動力となったのです。