日本一画数が多い漢字は84画?「たいと」からビャンビャン麺まで解剖
文字単体だけでなく、日本の「苗字(姓)」に目を向けると、画数の多さが際立つ実在の名字が存在する。
日本で最も画数が多い実在名字の筆頭として知られるのが「躑躅森(つつじもり)」の54画だ。「躑(22画)」「躅(20画)」「森(12画)」からなり、岩手県などにルーツを持つ由緒ある名字である。ツツジの花が群生する美しい森の情景が由来とされ、難読性と画数の多さを兼ね備えている。
また、文字数も含めて画数が膨大になる例として「左衛門三郎(さえもんさぶろう / 37画)」や、公家由来の「勘解由小路(かでのこうじ / 36画)」などが挙げられる。かつての官職名や荘園の土地名がそのまま名字として定着した結果、現代まで受け継がれる極めて画数の多い名字となった。