「仮面が浮く」悩みを解消!立体感と角度を操る仮面の描き方極意
キャラクターに動きをつける際、難易度が跳ね上がるのがアングル変化です。特に仮面斜め向きの角度を描く際は、正面から見た輪郭をそのまま縮小するのではなく、顔のカーブに沿って仮面が「回り込む」立体的なパースを意識しなければなりません。
斜め構図では、手前側の仮面のフチは顔の外側へと広がり、奥側のフチは顔の輪郭の内側に回り込んで隠れます。このとき、仮面の中央を通る「正中線」を顔の正中線と平行にカーブさせることが、ズレを防ぐ決定的なポイントです。
さらにダイナミックな演出に欠かせない仮面アオリフカン構図では、以下の視点を押さえることで破綻を防げます。
- アオリ(下からの構図):仮面の下端のフチ(アゴや頬の下側)が大きく見え、仮面の裏側の空洞や鼻の穴の抜け感が強調されます。仮面の厚みによって額の奥側が隠れるため、眉の位置関係に注意が必要です。
- フカン(上からの構図):仮面の上端(おでこ部分のフチ)の厚みが前面に出ます。仮面が前にせり出している分、素顔の口元やアゴ先が仮面の下から覗くバランスを正確に捉えることがポイントになります。
パースグリッドを引くのが苦手な場合は、仮面を「半分に割った卵の殻」や「曲げた厚紙」に見立ててボックスのアタリを取ると、角度がついた状態でも狂いが生じにくくなります。