ワンドリンク別は拒否できる?払わないとどうなるか真相と600円の法的根拠
「お酒もジュースも飲みたくない」「アレルギーや体質で外の飲み物しか口にできない」という理由から、ワンドリンク別 頼まない、あるいはワンドリンク制 拒否を主張することは法的に可能なのでしょうか。
法的な見地から整理すると、ライブの入場口でドリンク代を支払う行為は、民法上の「施設入場契約の条件」に該当します。チケット購入画面や紙のチケット券面には、ほぼ例外なく「入場時別途ドリンク代必要」「1ドリンクオーダー制」といった文言が明記されています。チケットを購入した時点で、利用者はその条件を承諾したとみなされるため、会場側には「ドリンク代の支払いに同意しない客の入場を拒絶する正当な権利」が存在します。
実際に受付で発生するワンドリンク制 トラブルについて、都内主要サーキットイベントの警備責任者は次のように証言します。
「『チケット代は全額払ったんだから中に入れろ』『飲まない分の金を払う義務はない』と入り口で押し問答になるケースは今でも月に数回発生します。しかし、主催者規約に明記されている以上、例外は一切作れません。頑なに支払いを拒否された場合は契約不成立と判断し、チケット代の払い戻しも行わずにお引き取りいただく対応をとっています」
つまり、感情的な納得感は別として、「頼まないから払わない」「拒否して入場する」という選択肢は契約社会において実質的に成立しません。飲まない場合であっても、施設を利用するための「会場チャージ料(施設維持費)」として支払いを済ませる必要があります。