てんちむ裁判の判決と賠償金の行方は?モテフィット訴訟の現在と真相

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裁判において最大の争点となったのは、「インフルエンサーの契約違反・不法行為によって販売元が被った実際の損害額はいくらなのか」という点です。販売元であるYUIKU側は、商品の宣伝契約における善管注意義務違反や不法行為責任を主張し、数億円に及ぶ巨額の損害賠償を請求しました。

これに対し、てんちむ側は「自ら巨額の私財を投じて購入者への返金対応を行っており、メーカー側の実質的な損害はすでに補填されている」「メーカー側もプロモーション手法の決定に関与しており、すべての責任を一個人に転嫁するのは不当」と主張。真っ向から対立する構図が続きました。

一審の東京地裁判決では、てんちむ側の宣伝行為における責任や契約上の義務違反を重く認め、数億円規模の賠償金支払い義務を命じる厳しい判決が下されました。自主的な返金努力はある程度考慮されたものの、法的な損害填補としては販売会社側の被った営業上の損失を完全に免責する理由にはならないと判断された形です。この高額な賠償命令は、インフルエンサー業界全体に大きな衝撃を与えました。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。