夏野菜の揚げ浸し完全攻略!プロ直伝の黄金比と色止め裏技で絶品に
料亭や和食店で出される夏野菜の揚げ浸しが息をのむほど鮮やかな紫や緑を保っているのには、確固たる理由があります。最大のポイントは、ナスのアントシアニン系色素(ナスニン)の性質をコントロールすることです。
ナスニンは水溶性で熱に弱く、低温の油や長時間の加熱では細胞壁が壊れて色素が流れ出し、黒ずんだ褐色に変色してしまいます。これを防ぐプロの技が「高温での短時間揚げ(油通し)」です。以下のステップを踏むだけで、家庭でも驚くほど鮮やかな紫色をキープできます。
まずナスは皮目に斜めの細かな隠し包丁(鹿の子模様)を入れ、火通りを良くします。水気を完全に拭き取った後、180〜190度の高めの油に「皮目を下」にして投入します。皮の表面を急激に高温の油でコーティングして色素を閉じ込めるのが色止めの秘訣です。揚げ時間は1分〜1分半程度。引き上げたら、すぐに冷やしておいた出汁に漬ける「熱々×冷たいつゆ」の温度差を利用することで、鮮烈な色味を保ちつつ一気に味を内部へと浸透させます。