『ソウルイーター』聖剣エクスカリバーの正体!ウザいのに愛される秘密
『ソウルイーター』に登場する伝説の聖剣エクスカリバーは、作中において「手にした者は例外なく英雄になれる」と語り継がれる究極の武器です。しかし、その栄光の伝承を信じて聖剣の洞窟を訪れた者は、例外なく絶望と苛立ちを抱えて帰還することになります。
相手の話を一切聞かずに自分のペースへ強引に巻き込む態度、都合が悪くなると即座に話をすり替える理不尽さ、そして相手を見下すように放たれる高慢な態度。まさに「ウザい」という言葉を具現化したようなキャラクター造形でありながら、読者からのヘイトを買うどころか屈指の人気キャラクターとして君臨しています。
その人気の理由は、徹底的に振り切ったコメディリリーフとしての完成度にあります。主人公のマカやソウル、ブラック☆スター、デス・ザ・キッドといった実力派たちが、戦闘ではなくエクスカリバーの存在そのものに精神を削られ、同じ「うんざりした表情」で引き返していく天丼ギャグは、作品を代表する名シーンとなりました。絶対的な力を持っていながら誰にも使われないという究極のギャップが、読者の笑いと愛着を生み出しています。