皮膚科で聞く「面皰」の正体とは?ニキビとの違いと最新治療法
Q1:面皰(めんぽう)は市販のプッシャーを使って自分で押し出しても問題ありませんか?
A1:自己処理は避けるべきだ。器具の消毒が不十分な場合、雑菌が侵入して二次感染を起こす危険がある。さらに、力任せに押し出すと皮膚の真皮層を傷つけ、生涯残るクレーター状のニキビ跡や色素沈着を引き起こすリスクが非常に高い。必ず皮膚科で専門の器具と技術による面皰圧出を受けることが望ましい。
Q2:皮膚科で処方されたディフェリンゲルを塗ると赤みや皮剥けが出ますが、使い続けて大丈夫ですか?
A2:ディフェリンゲルなどの外用薬は、使い始めの1〜2週間に乾燥・赤み・ピリピリ感・薄い皮剥けなどの「随伴症状」が起こりやすい特性がある。これは薬が毛穴の角化を正す過程で現れる一時的な反応であることが大半だ。保湿剤を先に塗ってから薬を重ねる、塗布頻度を隔日に減らすなどの工夫で慣らしながら継続することが推奨されるが、症状が強い場合は自己判断で中止せず処方医に相談してほしい。
Q3:まだ赤く腫れていない白ニキビの段階で皮膚科を受診するのは大げさですか?
A3:決して大げさではない。むしろ皮膚科医の間では「面皰(白ニキビ)の段階こそが受診のベストタイミング」とされている。炎症を起こす前に治療を開始できれば、痛みを伴うこともなく、ニキビ跡を残さずに短期間で完治させられる確率が格段に高まるため、軽度の段階での積極的な受診が推奨される。