騒音と私刑の狭間で揺れる道路族マップ、住宅購入者が知るべき実態

騒音と私刑の狭間で揺れる道路族マップ、住宅購入者が知るべき実態の要点を詳しく解説してご紹介します。

路上での迷惑行為に対し、既存の法制度はどこまで有効なのか。道路交通法を所管する警察庁は、交通の妨害となるような方法で道路に物を置く行為や、交通の頻繁な道路での球技などを禁止している。しかし、袋小路のような私道や交通量の極めて少ない生活道路において、子どもの遊戯が「道交法違反」として摘発されるハードルは極めて高い。

また、インフラ管理を担う国土交通省の管轄下にあっても、公道の日常的なマナー違反を取り締まる権限には限界がある。各自治体が定める迷惑行為防止条例や環境保全条例で生活騒音を規制しようにも、適用対象は店舗営業や特定の深夜機器騒音に限られるケースが大半だ。法と行政の狭間に生じた「無法地帯」が、住民同士の泥沼の消耗戦を加速させている。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。