画面が映らない?分波器と分配器の致命的な違いとプロの接続手順
正しい接続手順は驚くほどシンプルだが、手順を1つ誤るだけで映像は途切れてしまう。まずは安全のためテレビ本体の電源プラグを抜き、作業を開始しよう。壁面のアンテナコンセントから伸びるケーブルを本体の入力端子(IN)にしっかりと接続する。
続いて、出力端子(OUT)から伸びる2本のケーブルを、テレビ背面の「地デジ入力」と「BS/CS入力」へそれぞれ正しく差し込む。この際、逆接続してしまうと両方の放送が映らなくなるため、端子の印字を必ず目視確認してほしい。
AV機器の取材を長年続けるAV評論家の折原一也氏は、「映像トラブルの8割は、コネクタの締め付け不足とアンテナ電源設定の誤りから起きる」と指摘する。プロが実践する裏技として、BSアンテナへ電力を供給するための「通電型(全電通・1端子通電)」の設定確認と、接地面への金メッキ加工コネクタの採用が挙げられる。経年劣化による酸化膜の形成を防ぎ、長期間にわたって安定した受信レベルを確保できるのだ。