カスタネットが赤青の理由は?正しい持ち方や由来の秘密を徹底解説
子どもの頃は何気なくカチカチと鳴らしていたカスタネットも、基本フォームを正しく整えるだけで驚くほどクリアでキレのある音に変わります。
まず押さえておきたいのが、指の通し方です。本場のパリージョは「親指」に通しますが、日本の教育用カスタネットは「利き手の中指」に通すのが標準的な扱い方です。ゴム紐の輪に中指の第一関節から第二関節の間をくぐらせ、手のひら側に青い木片、手の甲側に赤い木片がくるようにセットします。
音色を響かせる叩き方のコツは以下の3点です。
1つ目は、「手首の脱力」です。指先に余計な力を入れず、手のひらの空間を適度に保つことで、木片同士がぶつかった後の共鳴が生まれ、抜けの良い響きになります。
2つ目は、「叩く位置の意識」です。反対側の手の指先(人差し指・中指・薬指の腹)を揃え、赤い木片の先端付近をスナップを利かせて軽く叩きます。カスタネット本体を手で強く握り込んでしまうと音が詰まる原因になるため注意しましょう。
3つ目は、「紐のテンション調整」です。ゴム紐や紐が緩すぎると木片が指からズレて安定せず、逆にきつすぎると指の血行を妨げます。中指を自然に曲げた状態で、カスタネットが手のひらから浮き上がらない適度な強さに紐の結び方を調整することが上達への近道です。