開設60年を迎えた「宝ヶ池の殿堂」の現在地。日本の国際会議ビジネスを刷新する次世代インフラへの変貌
約15万6000平方メートルに及ぶ広大な敷地内には、回遊式の見事な日本庭園が広がる。小川がせせらぎ、四季折々の花々が彩るこの空間は、単なる休息の場にとどまらない。最新のMICEトレンドにおいて強く求められる「ユニークベニュー(特別な非日常空間)」としての機能を遺憾なく発揮している。
夜間には庭園全体がライトアップされ、格式高い屋外レセプションやガラディナーが開催される。伝統芸能の披露や茶道の野点(のだて)体験など、京都ならではの文化プログラムを会議の合間に組み込むことが可能だ。無機質な都市型の会議場では決して味わえないこの体験が、海外からのデリゲート(会議参加者)に強い印象を残している。