コガタスズメバチの危険性とは?住宅街で被害多発の理由と2026年最新対策
万が一コガタスズメバチに刺されてしまった場合は、パニックを起こさずに次の手順で迅速な初期対応を行ってください。
1. 静かにその場を離れる
手でハチを払ったり大声を出すと、ハチから放出される警報フェロモンによって仲間のハチがさらに集まってきます。身を低く保ちながら、速やかに巣から10メートル以上離れた安全な屋内へ退避してください。
2. 患部を流水で洗浄し毒を絞り出す
スズメバチの毒は水溶性です。患部を冷たい流水にさらしながら、指で強くつまんで毒液を体外へ絞り出します。口で毒を吸い出す行為は、口内の傷口や粘膜から毒が吸収される危険があるため絶対に避けてください。
3. ポイズンリムーバーの活用と冷却
救急用のポイズンリムーバー(毒吸引器)がある場合は、患部に密着させて毒液を吸引します。その後、抗ヒスタミン成分やステロイドを含む軟膏を患部に塗布し、保冷剤や氷嚢でしっかり冷やして炎症の広がりを抑えます。昔の民間療法である「アンモニア水をかける」処置は効果がなく皮膚炎を悪化させるため厳禁です。
4. 医療機関の受診とアナフィラキシー対応
刺された後は皮膚科や救急外来を受診します。もしも刺されて数分〜30分以内に「息苦しさ」「全身のじんましん」「激しいめまい」「吐き気」「冷や汗」などの症状が出た場合は、重篤なアナフィラキシーショックの兆候です。ためらわずに119番通報で救急車を要請し、足を高くして横たわる姿勢を保ってください。エピペンを所持している場合は直ちに大腿部へ自己注射を行います。